現在の日本には、国民の望まない消費税等の増税、長期間に渡る国民総生産の伸び悩み、給料の低迷、若者が車を持てない・家庭を持てない・子供を持てない、といったさまざまな問題があります。拉致被害者の救出も奪われた領土も取り返すこともできません。

そういうことが長い間延々と繰り返され、多くの人が政府や政治家に対して「失政」だと怒っている。

余程の馬鹿でなけれぼ同じ過ちを何度も繰り返すことはありませんし、仮にそんなに過ちを繰り返すとしたら、そういう人には物事を行う能力も資格もありません。

何度も繰り返す失政。

それは失敗ではなくて決断・決意です。

我々から見て失敗に思えることも、そうなるように決断して実行しているなら、その実行者にとっては失敗ではなく成功です。

「また増税?」なんていう場合は失政ではないのです。

繰り返し行われる失政のようなものに出会ったときは、それを失政と考えず決断だと考えるようにすると、ものの見え方は変わってきます。