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日本のような国では人間は自然の中から使えるものを取り出して何らかの加工をし使いやすくしてそれを消費して暮らします。これ、大原則ですよね。ありのままの自然の中で暮らすのは厳し過ぎて、こんなに狭い国に1億2000万人も暮らしていけません。
生産こそが我々の生命線です。その前に資源があることが必要ですが、資源だって技術がなければ手に入りません。
なんとかツーリズムみたいな、何も生産せずに人を呼んで金を落としてもらう乞食のような仕事をする人たちがいます。暮らしの大原則から外れてマネーを望む生き方です。
田舎の人は田舎ツーリズム。旬のものを大した手間もかけずに取って売るならまだしも、都会から人を呼んで採取する手間を田舎の魅力として売り込み、その上に胡座を書いて金儲けする。威張った乞食みたいなものです。
自然ツーリズムみたいな、川遊びや海遊びのガイドみたいなことをして金儲けする人もいる。大抵、都会で働いていた人が田舎に引っ越してスローライフのようなものを気取っている。観光ですから、人が呼び寄せられなければ利益が出ずに苦しくなるとクラウドファンディングなどを使って金を集める。
売り物はタダ。
大抵そうですね。
宣伝や設備などに金がかかりますが、人が集まればボロ儲けです。
最近は地方再生などの掛け声で自治体から補助金や助成金をもらってやる活動も多くあります。これは自治体の役人や政治家が無能で地域を興すネタがないから、他所から来たコンサルタントや宣伝屋に金を配ってそれらしいことをやらせる。
田舎の人は本心では何も変わって欲しくないと思っているから、大胆な変革を望まない。そういう人たちにとってみれば労力の要らない観光資源を使って、税金を使わせ余所者の力を借りて何かやるのは好都合です。
そんなことばっかりやっているから地方再生ができません。
子孫が困ることをやっていることに気付かずに、自分の土地や田圃や山林を守れば良いと思っているに等しいわけです。どうせ死んじゃうのに。