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最近、多くの人がディープステートという言葉を使うようになりました。

漫画『紺碧の艦隊』にも「影の政府」という米国政府を操る勢力が描かれています。ディープステートはだいたいアレと同じです。

ディープステートとはウォール街の金融業界やユダヤ人資本家やロンドンシティなどのことを指していて、それらの勢力と共通の利害を持つ中国共産党なども仲間だとされます。またバチカンなどの宗教勢力や共産主義信奉者、環境活動家なども彼らの仲間だとされます。

米国の大統領選ではバイデン氏が不正により勝ったと大騒ぎです。不正を行う悪と戦うトランプ氏やトランプ氏を支援する政府関係者や弁護士などの言動に敏感に反応している人がたくさんいます。トランプ氏の娘婿のクシュナーはユダヤ系で悪名高きジョージ・ソロスやイスラエルのネタニヤフなどのイスラエル強硬派と呼ばれる有力者と懇意にしているそうですが、ジョージ・ソロスなどはディープステートの一員であると言われていますので、トランプの娘婿が彼と懇意にしているというのは、トランプ氏もディープステート側と通じている可能性があります。実際にどうかは私にはわかりませんが、疑おうと思えば疑えますよね。

選挙の不正は今回に始まったことではないと言われていますし、そもそも大統領候補を選ぶ段階でディープステートの息のかかったものが選ばれると言われていますから、「自由の国アメリカの民主主義」というものはそもそも存在していないと言えるのではないかと思います。

「人は自分が見たいものを見る」

私はどっちかと訊かれたらバイデン氏よりもトランプ氏の方が大統領には向いていると思います。日本の北朝鮮による拉致被害者の家族に手紙を書いてくれた唯一の米国大統領であるし、マスメディアをフェイクメディアだと攻撃したり、中東和平の道を開いたり、米国内の失業率を減らし株価を上げるという功績があります。バイデン氏よりはずっと有能な人だと思います。ですが、本当にトランプ対ディープステートという単純な構図なんでしょうか?

悪を立てて悪と戦う正義の味方。米国人がよくやるやつです。日本もパールハーバーを奇襲した卑怯な悪者とされて、正義の味方のルーズベルトにより米国人は戦争に突入しました。

ディープステートという悪者のことを人々が口にするようになりましたが、この時点でディープステートの本当の姿は隠されたと思います。前述のディープステートの構成員たちが悪党なのは事実として認定しても良さそうですが、本当に彼らだけが悪人なのでしょうか?彼らを悪人と断定して、彼らを批判するのが正義なんでしょうか?

この投稿を読んでいるあなたもディープステートの一部かもしれません。

ディープステートというのは人々の中にある欲望が本体だと思うんですよ。

金が欲しい、女が欲しい、注目されたい、支配したい。そういう欲望が本体ではないですか?

YouTubeなどで「買ってきたものを見せる」「何だかわからないけどワイワイやっている」などで広告収入を得るような金儲けをする人や有る事無い事を言って言葉を売って金儲けする人がたくさんいます。金が好きな評論家・言論人・作家・音楽家・弁護士・政治家がたくさんいますよね。そのような何の価値も産まずに金儲けをするような行為をしたがる人がたくさんいますよね。そういうケチな金儲けに夢中の、金が欲しい金が欲しいと思っている人は、金を供給する所謂ディープステートの存在が必要ですから、ディープステート万歳なんじゃないですか?

スポーツ選手が高額の年俸契約すると「すごーい!」と称賛し、誰それは長者番付の何位だ「すごーい!」と称賛してるじゃないですか。金がたくさんあるのが凄い、自分も金がたくさん欲しい。そう思うわけですよね。金があれば女にモテると思うわけですよね。金があれば周囲の人を従わせられると思うわけですよね。金が欲しい金が欲しいという人ばかりでは、地域通貨や暗号通貨も解決策にはなりませんよね。同じことを繰り返すか、金の力で潰されるかです。

欲望を無くすことはできませんが、欲望をどこに向けるか、欲望をどう処理するかを考えて行動に移すのが問題解決の道だと思います。金になるかどうかとは別に何かに夢中で取り組んではどうかと思います。

ディープステートという言葉を見たら、このことを考えてみてはどうかと思います。

なるほどと思った方、自分にも考えがあるという方、ここはちょっとちがうんじゃないか?と思った方。是非、ツイートやブログ投稿などで考えを表明してください。

最後までお読みいただきありがとうございました。